《千葉2:chiba2》
「拉致はテロだ!古川了子さんを救う千葉集会 in 市原」を終えて
古川了子さんを救う千葉集会は「〜in市原」で2回目となりましたが、1回目に引き続き皆様の暖かいご支援により成功裡に終える事が出来ました。このHP上を借りまして、改めて御礼申し上げます。
さて、今回は佐久間市原市長からの「あの国に届くように市民の皆さんが声を上げ続けることが大切だ」とのご挨拶に引き続き、増元照明氏、真鍋貞樹氏に御講演を頂きました。とりわけ、増元講師には官邸前での座り込みのお忙しい最中においで頂き、「拉致認定を求めることの意義」というテーマで、日本政府が認定しなければ拉致被害者が隠蔽される恐れがあると熱く語って頂きました。そして、真鍋講師からは「千葉県の特定失踪者問題」というテーマで千葉県旭市→千葉市→東京→甲府→長野県大町市→富山・新潟と抜けるいわゆる「大町ルート」が紹介され、そして、その千葉県では古川了子さんの他にも加瀬テル子さん、関谷俊子さん(6月27日公開)等が失踪しているという。特定失踪者問題調査会の公開リストによれば、この関谷俊子さんは古川了子さんが失踪した昭和48年7月7日からおよそ1年後の昭和49年7月11日に失踪したとのこと。そして、古川了子さんと同じ千葉商業に通学していた。これは決して偶然とは思えないのだが?会場からも「狙われたの?」との声が漏れ聞こえていました。
今現在、母:朗子さん、姉:竹下珠路さんは日本国政府に「拉致認定」を求める行政訴訟を提訴しており、8月4日には第2回目の公判が行われる予定となっています。この訴訟は決して古川了子さんのことだけの問題ではなく、これが未だ政府に拉致認定されていない全ての拉致被害者の「拉致認定」への第一歩という位置づけです。絶対に勝訴する必要があり、市原市民の皆様を始めとして、全国の皆様の力強いご支援をお願いいたしまして、第2回目の千葉集会を終えてのご挨拶とさせて頂きます。
なお、「〜in 市原」での各氏の講演内容につきましては、本来私共でUPしなければならないところですが、今回は びろん さんのご好意に甘えまして「蒼き星々―資料集―」より転載(集会写真を一部追加)させて頂きました。また、7月3日に開催されました「特定失踪者 加瀬テル子を支援する会千葉集会」の講演録についても原さんからのご依頼により本HPに掲載させていただいておりますので、是非ご一読下さい。
平成17年8月1日
「拉致はテロだ!古川了子さんを救う千葉集会」実行委員長
榎本定男
■第一回千葉集会
■千葉集会in市原テキスト
■千葉集会in市原写真集
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